Switch2でマイクロSDカードとExpressカードは併用できる?おすすめと選び方

Nintendo Switch 2

Switch2を購入して間もない方、あるいはこれから手に入れようと検討している方の多くが、「どのSDカードを選べばいいのか分からない」「Expressカードって普通のmicroSDとどう違うの?」という疑問に直面しています。

実はSwitch2では、SDカードの選び方を間違えると、ゲームの保存ができない、エラーが出る、最悪の場合データが消えてしまうなど、後悔につながるトラブルが発生する可能性があります。

この記事では、そうした不安を解消し、安心してSwitch2を最大限に楽しめるように、次の内容を詳しく解説していきます。

  • Switch2で使えるカードの種類と違い
  • Expressカードと従来microSDカードの使い分け
  • おすすめの容量や価格の相場、注意点
  • 実際のユーザーが選んでいる人気カード紹介

最後まで読めば、「何を選べばいいのか」がしっかり判断できるようになります。
Switch2をストレスなく長く使うために、この記事がきっとお役に立てるはずです。

Switch2でマイクロSDカードとExpressカードはどう違うのか

Switch2でゲーム保存できるのはExpressカードだけ?併用は不可って本当?

Switch2のストレージ対応は、前モデルとは大きく異なっています。
特に注目すべきなのは、ゲーム保存に使えるのはmicroSD Expressカードのみという点です。

従来のmicroSDカード(UHS-Iなど)は、Switch2に挿してもゲームの保存はできず、画像や動画の保存のみに限定されます。この仕様は任天堂が公式に発表しており、非常に重要なポイントです。

しかもSwitch2にはmicroSDカードスロットが1つしかありません。つまり、

  • Expressカードと従来のmicroSDカードを同時に挿して併用することはできません
  • 差し替えでの使い分けは可能ですが、保存先の切り替えや上書きリスクがあるため非推奨

という制限があります。

Expressカードを使えば、ゲーム、追加コンテンツ、ソフトのアップデートまで、すべてのデータ保存に対応可能です。従来カードではその機能がまるごと使えないため、結果的にExpressカード一択ということになります。

Switch2で使えるマイクロSDカードの値段相場

Switch2に対応するmicroSD Expressカードの中でも、最もスタンダードな選択肢は任天堂ライセンス品の256GBモデルです。

2025年6月時点での希望小売価格は6,980円(税込)。この価格は、任天堂公式ストアや提携販売店でも確認できます。

ただし、実際の流通価格には差があります。

  • 家電量販店などの店頭:7,500円〜8,500円程度
  • Amazonや楽天などのネット通販:1万円台前半が主流
  • 転売やプレミア価格:2万円を超えるケースもあり

また、初回出荷時には一時的に在庫が品薄になり、価格が9,580円から1万7,700円に急騰したという例も報道されています(出典:ITmedia調査記事)。

購入の際は、あまりに安すぎるものや聞いたことのないブランドのものは避けるのが賢明です。偽物や非対応品のリスクもあるため、任天堂ライセンスマークの有無や「EX」「microSD Express」表記を必ずチェックしましょう。

マイクロSDカードとExpressカードはどっちがいい?

一見すると「microSD Express」も「普通のmicroSD」も似たように見えますが、その性能と用途はまったく異なります。

Expressカードは、PCI ExpressインターフェースとNVMe技術を採用しており、理論上最大985MB/sの転送速度に対応しています(Gen4では1,969MB/sモデルも規格上存在しますが、Switch2はGen3世代に対応)。

一方、従来のmicroSDカード(UHS-I)は最大でも104MB/s前後の速度です。

ただし、Switch2本体はExpressカードを挿してもその速度をフルに発揮できないという制限があります。実際、任天堂は公式に「ExpressカードでもmicroSDカードと同等の速度になる可能性がある」と説明しています。

とはいえ、従来カードはゲーム保存自体ができないため、どちらがいいかと聞かれたら明確に「Expressカード」と断言できます。

Switch2でExpressカードは使用できる?互換性の真実

「新しい規格のカードだけど、Switch2でちゃんと使えるの?」という疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、安心してください。

Switch2はmicroSD Expressカードに公式対応しています。しかも、任天堂が公式サイトで「ゲーム保存にはExpressカードが必要」と明言しているため、互換性に関しては心配無用です。

ただし、1点だけ注意があります。初めてExpressカードを使用する際には、Switch2本体のアップデートが必要です。Wi-Fiに接続し、最新バージョンに更新してから挿入することで、正しくカードが認識されるようになります。

また、Expressカードには「EX」や「microSD Express」といった明確なマークが印字されており、それがついていないカードはSwitch2でゲーム保存ができないので、購入時はロゴの確認が必須です。

Switch2に使うカードはなんでもいいの?選び方の注意点

結論からお伝えすると、Switch2で使うカードは“なんでもいい”わけではありません。むしろ、対応規格を間違えると「ゲーム保存ができない」「カードが認識されない」などのトラブルが発生します。

Switch2がゲームデータ保存に対応しているのは、microSD Expressカードのみです。
従来のmicroSDカードを挿しても、保存できるのは画像・動画ファイルのみ。ゲームソフト、追加データ、更新ファイルは保存できません。

また、見た目がそっくりなため、Express対応かどうかがパッと見では判断しにくいのも落とし穴です。

購入時には次のポイントをしっかりチェックしましょう。

  • 「EX」または「microSD Express」ロゴの有無
  • パッケージに「Switch2対応」または「ゲーム保存対応」と明記されているか
  • 任天堂ライセンス品かどうか(Samsung・SanDiskが推奨)

特にネット通販では、「Express対応」と見せかけた非対応カードが混在していることもあります。
失敗しないためには、公式ショップや信頼できる家電量販店で購入するのが安心です。

Switch2用のマイクロSDカードでおすすめはどれ?

Switch2を快適に使いたいなら、信頼性の高いExpressカードを選ぶのが鉄則です。
2025年6月時点で、任天堂がライセンスを付与しているのは以下の2製品です。

1. SanDisk microSD Express 256GB(任天堂ライセンス品)
安定した読み書き速度と耐久性で、Switchユーザーからの信頼も厚いSanDisk製。
価格は6,980円(税込)で、公式ストアや家電量販店などで購入可能です。

2. Samsung microSD Express 256GB(任天堂ライセンス品)
転送性能に優れ、ゲームの起動や読み込みもスムーズ。価格は同じく6,980円(税込)。

どちらも基本スペックに差はなく、信頼性で選ぶならどちらでも問題ありません。

将来的には512GBや1TBのモデルも登場予定ですが、2025年6月時点では公式ライセンス品として販売されているのは256GBのみです。

非ライセンスの大容量モデル(例:Lexar 1TBなど)も存在しますが、Switch2での動作保証はありません。購入する場合は、自己責任で慎重に判断してください。

マイクロSDカードとExpressカードの違いは?性能比較

ここでは、microSDカードとExpressカードの違いを技術・機能・用途別に整理してご紹介します。

1. 転送速度

  • Expressカード(Gen3):最大985MB/s(理論値)
  • 従来microSDカード(UHS-I):最大104MB/s

ただし、Switch2本体はExpressカードでも速度が制限される仕様であるため、体感速度には個人差があります。
それでも、書き込みエラーや読み込みトラブルの少なさは、Expressカードの方が格段に安定しています。

2. 保存できるデータ

  • Expressカード:ゲーム、更新ファイル、DLC、スクショ、動画すべて対応
  • microSDカード:スクショ・動画のみ(ゲーム保存不可)

この差が、最大の選定基準になります。

3. 価格

  • Expressカード(ライセンス品256GB):6,980円〜10,000円台
  • 従来microSDカード(256GB):2,000円前後

価格差はありますが、「Switch2で使えるかどうか」が決定的な違いです。
価格だけで選ぶのではなく、対応状況と信頼性を重視しましょう。

Switch2でマイクロSDカードとExpressカードを併用する方法と注意点

Switch2にマイクロSDカードは必要?容量別に解説

Switch2本体には256GBの内蔵ストレージが搭載されていますが、これはシステム領域も含むため、実際に使える容量はもう少し少なめです。

Switch2で多くのゲームをダウンロード購入したり、DLCを頻繁に導入する場合、本体ストレージだけではすぐに足りなくなります。

おすすめの容量の目安は以下の通りです。

  • ライトユーザー(DLゲーム数本+動画保存):256GB Expressカード
  • 中級者(DLゲーム多数+DLC):512GB以上推奨
  • ヘビーユーザー・家族共用:1TB以上で安心

Switch2は最大2TBのExpressカードに対応しているため、今後のことを考えて大容量を選ぶのも一つの手です。

マイクロSDカードとExpressカードの何が違うのか具体的に比較

この質問には「使い道」「性能」「互換性」という3つの軸で考えると分かりやすいです。

  • 使い道の違い:ゲーム保存ができるのはExpressカードだけ。microSDカードは動画・画像専用。
  • 性能の違い:Expressカードは理論上約10倍以上の速度。処理の安定性も段違い。
  • 互換性の違い:ExpressカードはSwitch2限定でフル活用可能。初代Switchでは通常SDと同じ動作。

特に注意したいのは、Expressカードでも本体側が制限しているため、転送速度は理論値より下がることがあるという点です。

それでも、保存できるデータの幅・安定性・将来性を考えると、やはりExpressカードが安心です。

マイクロSDカードのA2規格はSwitch2で有利?

結論から言えば、A2規格はSwitch2ではまったく意味がありません

A2規格とは、《アプリケーション高速化用のmicroSDカード規格》で、スマホやタブレットのようなAndroid機器向けに設計されたものです。

Switch2でA2対応のmicroSDカードを使っても、ゲーム保存には対応していないため、そもそも使い道が限定されてしまいます

「A2だから速い」という思い込みでカードを買ってしまうと、Switch2ではゲームが保存できないという事態になりかねません。

購入時は、A2よりも「Express対応かどうか」を最優先で確認しましょう。

2枚目のマイクロSDカードを使うときの注意点

Switch2にはmicroSDスロットが1つしかないため、カードを2枚挿して使うことはできません。
Expressと従来型microSDカードを併用したい場合でも、その都度カードを差し替える必要があります。

この差し替え運用には、いくつかのリスクがあります。

  • 保存先の設定ミスによるデータ消失
  • 差し替え時の読み込みエラー
  • 不用意な上書きや削除の可能性

実際に、「動画用カードとゲーム用カードを入れ替え中に間違って初期化してしまった」という報告も見られます。

できる限り大容量のExpressカード1枚に統一して運用する方が、安全でシンプルです。

Switch2で拡張カードを選ぶときの落とし穴

「Express」と記載された商品でも、Switch2に非対応の製品や、実はExpress非対応な“紛らわしい”カードが流通しています。

  • パッケージの表記が曖昧
  • ロゴだけ似せた非純正カード
  • 転売品や偽物カード

これらを見分けるために、次の点を必ず確認してください。

  • 「EX」「microSD Express」のロゴ
  • 任天堂ライセンス品(Samsung/SanDisk)
  • 信頼できる販売店かどうか

怪しい商品は避けて、「確実に使えるカードを、正規ルートで」購入することが最も確実です。

Switch2でのストレージ拡張の最適な組み合わせは?

Switch2で最も安定したストレージ運用をするには、以下の組み合わせがおすすめです。

ユーザータイプ本体ストレージ(標準)推奨Expressカード
ライトユーザー256GB256GB
中級者256GB512GB(今後の展開を想定)
ヘビーユーザー256GB1TB(非公式モデルも含む)

カード1枚で完結できる環境が最も快適かつ安全です。差し替えの手間やエラーのリスクを避けるためにも、Expressカード1本で容量を確保する戦略が有効です。

Switch2でマイクロSDカードとExpressカードを正しく使うためのまとめ

  • Switch2でゲーム保存ができるのは、microSD Expressカードのみ
  • 従来のmicroSDカードは、スクショや動画の保存にしか使えない
  • Switch2にはmicroSDスロットが1つだけで、併用は不可
  • Expressカードには「EX」や「microSD Express」のロゴがある
  • 任天堂ライセンス品(Samsung・SanDisk製)を選べば安心
  • 初回使用時はSwitch2本体のアップデートが必要
  • 256GBモデルが基本、今後は512GBや1TBも展開予定
  • 速度は理論値に満たないが、安定性と互換性は高い
  • A2規格はSwitch2では意味がない
  • 安すぎるカードや非正規品はリスクがあるため注意
  • Switch2のストレージ運用は、大容量Expressカード1枚が最適解
  • 差し替え運用はできるが、非推奨。データ損失リスクあり
  • Expressカードと通常カードの違いを理解して正しく選ぶ
  • 価格は流通状況に左右されるため、時期によって差が大きい
  • 快適なSwitch2ライフの鍵は、ストレージ選びにあり
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