「Switch2とPS5、どっちを買えばいいの?」
最近よく見かけるこの質問。迷っているのはあなただけではありません。
Switch2は2025年に登場したばかりの新型ハード。進化したスペックと使いやすさで注目されています。
一方、PS5は圧倒的なグラフィック性能とラインナップの豊富さから、根強い人気を誇る据え置き型ゲーム機です。
ただし、「スペックが高い方がいい」という単純な話ではありません。
ゲーム機選びは、自分のライフスタイルや遊び方に合っているかがとても大切なんです。
この記事では、Switch2とPS5の性能・容量・大きさ・二画面の違いを細かく比較して、あなたにとって最適な選択ができるようお手伝いします。
この記事でわかること
- Switch2とPS5のスペック・画質・処理性能の具体的な違い
- ストレージや互換性、ゲーム体験に直結する使いやすさの比較
- 携帯性や設置スペース、家族利用におけるポイント
- 「どっちが自分に向いてるか?」の判断基準
「失敗しない選び方」を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
Switch2とPS5の性能比較・本体容量・大きさ・二画面の違い
Switch2とPS5のスペックを徹底比較
まずは基本中の基本、スペック面の比較から。
Switch2は、前モデルから飛躍的に性能を向上させた“次世代の携帯ゲーム機”です。
CPUにはARM Cortex A78C(8コア)を採用し、GPUはNVIDIA製Ampere世代(CUDAコア数1,536)。
従来のSwitchと比べて理論値で約8〜10倍の性能アップが期待されています。
最大120fps対応(FHD表示時)、TVモードでは最大4K/60fps出力が可能です。
一方、PS5は据え置き型のハイエンドマシン。
AMD Ryzen Zen 2(8コア)+RDNA 2 GPUを搭載し、最大120fps、4K/120Hz、8K出力にも対応。
グラフィック処理能力は10.28TFLOPSで、映像の美しさや滑らかさは家庭用ゲーム機トップクラスです。
特筆すべきはPS5の冷却構造。液体金属を使った冷却技術と120mmファンによって、重い処理でも静音かつ安定した動作を実現しています(※Sony公式ドキュメントより)。
まとめると…
- Switch2は、「どこでも遊べる」高性能携帯機
- PS5は、「家でしっかり遊ぶ」ための映像特化型マシン
といった位置づけになります。
Switch2とPS5の画質の違いとは
ゲームの臨場感を決める大きな要素が「画質」。
Switch2とPS5では、ここにもはっきりした違いがあります。
Switch2は7.9インチのHDR対応液晶を採用し、携帯機としてはかなり高い表示品質を実現しています。
HDR(ハイダイナミックレンジ)によって明暗の表現が豊かになり、発色も鮮やか。さらにVRR(可変リフレッシュレート)にも対応しており、アクションゲームでもブレを感じにくいのが魅力です。
ただし、有機EL(OLED)ではないため、黒の締まりや発色はSwitch OLEDに劣るという声もあります。
一方、PS5は外部ディスプレイ依存ですが、出力は最大8K/60fpsまたは4K/120fps。
レイトレーシング技術に対応しており、影や光のリアルな描写に強みがあります。
高性能なモニターと組み合わせることで、まるで映画を観ているような映像体験が可能です。
実際にゲームをプレイしたユーザーの声からも違いが見えてきます。
「Switch2は携帯機とは思えないレベルの画質。でもPS5の『スパイダーマン2』やばい、現実と見間違える」(Xより)
Switch2は“いつでもどこでもそれなりにキレイ”、PS5は“家でとことん高画質に”という使い分けになります。
Switch2はPS5の何倍性能が劣る?
Switch2の性能は初代Switchの約10倍とされていますが、PS5と比較すると約1/3〜1/4程度と考えるのが現実的です。
理由は、GPUの理論演算性能(TFLOPS)が、
- Switch2(ドック時):約3.07 TFLOPS
- PS5:10.28 TFLOPS
と大きな差があるためです。ただし、これはあくまで「理論値」であり、実際のゲームプレイ時には必ずしもこの差が体感に直結するとは限りません。
Switch2はDLSS 3(AIアップスケーリング)に対応しており、これによって解像度のわりに見栄えのする映像表現が可能になっています。軽い処理で高画質を保てるので、実効性能では「見た目ほどの差はない」という感想も多いです。
「Switch2でサイバーパンクが動いてるの見てびっくり。PS4超えてる感ある」(Xより)
一方で、PS5はパワーでねじ伏せるタイプの性能。高負荷なレイトレ対応ゲームやオープンワールドタイトルでもカクつきなしで動作する安定感が強みです。
まとめると、Switch2は携帯性を保ったまま驚異的な進化を遂げたが、据え置き型のPS5と比べれば純粋な性能差はまだあるという構図です。
Switch2とPS5はどっちがいいかを判断する基準
性能や画質の違いは理解できたとして、次に気になるのは「じゃあ、自分にはどっちが合ってるの?」ということですよね。
この判断のカギになるのは以下のポイントです。
1. どこでゲームを遊ぶか?
- 外出先・ベッド・リビング・家族で共有 → Switch2
- 専用モニター・ゲーム部屋・高画質で没入したい → PS5
2. 好きなゲームジャンル・タイトルは?
- 任天堂作品(ゼルダ、マリオ、ポケモンなど) → Switch2
- グラフィック重視の大作(FF、スパイダーマン、CODなど) → PS5
3. 家族や子どもと一緒に遊ぶ?
- Joy-ConをシェアできるSwitch2は、家族・友達とのマルチプレイにも向いています。
- PS5は基本1人プレイ中心。コアゲーマー向けとも言えます。
4. 携帯性と設置スペースは重要?
- Switch2はカバンに入れて持ち歩けるサイズ・重さ(約535g)
- PS5は設置場所が必要(現行モデルで約3.2kg~)
このように、自分の生活スタイルとゲームの遊び方を想像することで、より具体的に選びやすくなります。
どちらが上・下ということではなく、「どちらが自分にフィットするか」が最優先。
両方持っている人の中には、「PS5で本気のゲーム、Switch2で気楽なゲーム」とうまく使い分けている方も多いですよ。
本体内部ストレージ容量の違い
ストレージ容量は、ゲームをダウンロードする派にはとても重要なポイント。
Switch2は256GBの内蔵メモリを搭載。これは初代Switch(32GB)やOLEDモデル(64GB)と比べてかなり増加しています。ただし、そのうちの一部はシステム領域に使われるため、実際に使えるのは約200GB前後になる可能性があります。
さらに、microSD Expressカードに対応し、最大2TBまで拡張できます。注意点としては、従来のmicroSDカードではゲーム保存ができず、写真や動画用に限られるという仕様がある点です。
一方のPS5は825GBの超高速SSDを搭載しており、新型モデルでは1TBまたは2TBモデルも登場。加えて、M.2 SSDスロットでストレージを増設できます。これにより、容量が足りない場合でも自分で手軽にカスタマイズ可能です。
実際に使える容量はPS5で約667GB程度。大作ゲームが50GB超も珍しくないので、数本インストールするとすぐ埋まります。
容量の使い方にも違いがあります。
- Switch2:任天堂系ソフトは10~20GB程度の軽量タイトルが多め
- PS5:グラフィック重視の大型タイトルは50~150GBと大容量が当たり前
このため、DL版中心・大作メインならPS5の拡張性が安心、
Switch2は必要に応じてmicroSD Expressを活用すればOKという運用がおすすめです。
カセットの大きさと互換性の比較
ゲームソフトの形や互換性も、意外と見落とされがちな比較ポイントです。
Switch2は、従来のSwitchカセットと同じサイズを採用しており、Switch用ソフトとの後方互換性があります。つまり、すでにSwitchを持っていて、遊びたいソフトが揃っている人にとっては、そのまま活用できるのがうれしいですね。
ただし、『リングフィットアドベンチャー』など一部ソフトは、Joy-Conの形状変更の影響で操作に制限が出る可能性があります(※詳細は公式互換表を参照)。
PS5はBlu-rayディスク形式を採用し、PS4ソフトとの互換性があります。
ただし、PS3以前のソフトには基本的に非対応(クラウドサービスを除く)なので、古い作品を遊びたい場合は注意が必要です。
また、PS5には「ディスクドライブありモデル」と「デジタル専用モデル」の2種類があり、パッケージ派の方はディスクモデル一択になります。
まとめると…
- Switch2:Switch用ソフトがそのまま使える、カセット互換あり
- PS5:PS4ソフトが使える、ディスクの有無でモデル選択が必要
となります。
Switch2とPS5の性能比較・本体容量・大きさ・二画面使用を総合評価
ドックの大きさや使い勝手の違い
ゲーム機の使い勝手を左右するのが「ドック」の存在です。
まずSwitch2のドックですが、前モデルよりもやや大きめになっており、4K出力対応やUSB-Cポートの搭載など機能が強化されています。また、縦置き・横置きの両方に対応しており、限られたスペースでも柔軟に設置できる点がユーザーから好評です。
とくに注目されているのが、冷却性能の強化です。ドック側に排熱処理をサポートする設計が導入され、長時間プレイでも発熱による性能低下を防ぐ工夫が見られます。
一方のPS5はドックという概念がありません。
据え置き専用なので、本体そのものが大型で、設置場所が重要になってきます。
- 初期型PS5:約4.5kg・サイズ390×104×260mm
- スリム版PS5:約3.2kg・サイズ358×96×216mm
設置には安定したスペースと排熱対策が必要です。ファンノイズも含め、「据え置きの快適さ」と引き換えに、設置環境の工夫が求められるのがPS5の特徴です。
Switch2が柔軟性・設置自由度で優れるのに対し、PS5は本格的なゲーミング体験を前提に設計されていると言えるでしょう。
Switch2は1台で二画面操作できるのか
「Switch2は二画面対応するの?」という声もよく耳にしますが、これはやや誤解されやすいポイントです。
結論から言うと、Switch2は物理的な二画面には非対応です。
かつてのニンテンドーDSやWii Uのような「本体と別画面で違う情報を操作する」スタイルは、現時点では実現されていません。
ただし、以下のようなソフトウェア上の機能によって、疑似的な二画面体験は可能です。
- 分割画面でのマルチプレイ(1台を2画面に分ける)
- ワイヤレスで別の端末に画面を共有(画面ミラーリング)
- Joy-Conを分けて2人で別操作(入力デバイスの分離)
このような機能をうまく使えば、1台でも「それっぽい」体験は実現できますが、「完全な二画面」とは異なります。
一方のPS5にも二画面機能は搭載されていません。
ただし、リモートプレイ機能を活用すれば、PS5の画面をスマホやPCなどに映し出すことが可能。
これも一種の「分離操作」としては注目されており、プレイの幅を広げる手段の一つです。
物理的な2画面操作はできませんが、技術で補うアプローチが進化している、というのが2025年の現状です。
Switch2とPS5の画面サイズを比較
ゲーム体験に大きく関わるのが「画面サイズと視認性」です。
まずSwitch2は7.9インチのHDR対応ディスプレイを搭載しています。
これは前モデルの6.2インチ(初代)や7インチ(OLEDモデル)と比べて、面積で約1.6倍に拡大されており、視認性が大きく向上しています。
- 解像度:FHD(1920×1080)
- HDR対応・リフレッシュレート120Hz・VRR搭載(可変リフレッシュレート)
携帯モードでこの仕様は非常に優秀で、屋外や明るい室内でもしっかり見える設計です。
一方のPS5には本体ディスプレイはなく、外部モニターへの出力が前提です。
- HDMI 2.1対応
- 4K/120fps・8K出力にも対応(モニター側の性能次第)
つまり、PS5の映像品質は使うディスプレイに大きく依存するということです。
ゲーミングモニターを使えば、Switch2を遥かに上回る映像体験が可能ですが、出費も含めた設備投資が必要です。
要約すると、
- Switch2:7.9インチ・どこでもプレイできる万能サイズ
- PS5:据え置き型で、外部ディスプレイによる映像強化が前提
となります。
どちらの画面環境が自分に合っているかを考えて選ぶとよいでしょう。
Switch2 Liteとの性能差もチェック
Switch2の人気が高まる中で、気になるのが「Switch2 Liteの登場はあるのか?」という点です。
2025年6月時点では、Switch2 Liteの公式発表はまだありません。
ですが、従来の流れをふまえると、初代Switch発売から約1年後にLiteが登場した経緯があります。
こうした背景を踏まえ、多くのユーザーやアナリストは「Liteも出るはず」と予想しています。
ここでは、あくまで予想情報に基づく形での比較となります。
予想されるSwitch2 Liteの特徴:
- 携帯モード専用(TV出力なし)
- Joy-Conの着脱不可(本体一体型)
- ドック非対応
- 軽量・小型化
- 販売価格はおそらく39,800円前後
こうした仕様になると、スペックや使い勝手の一部は制限されるものの、価格と軽量さを重視するユーザーには魅力的です。
一方、標準版Switch2は、
- TV出力・ドック対応
- Joy-Con着脱可能でプレイスタイルの自由度が高い
- スピーカー・画質などもフルスペック
つまり、価格と機能のどちらを重視するかで選び方が変わるのがSwitch2とLiteの関係です。
将来Liteが登場した際には、スペック差に注意しながら、プレイスタイルに合ったモデルを選ぶのが賢い選択となるでしょう。
PS5のリモートプレイとの比較ポイント
PS5の強みの一つが「リモートプレイ対応」です。
この機能を使えば、家の中はもちろん、外出先でもPS5のゲームをスマホやPC、タブレットから操作できるのです。
利用には、以下のような条件が必要です:
- 高速かつ安定したWi-Fi環境(目安:上り・下り50Mbps以上)
- PS5本体の電源ON(またはレストモード)
- リモートプレイ専用アプリの導入(iOS/Android/Windows/Mac対応)
この機能の大きなメリットは、「自室にテレビがなくても大画面ゲームを楽しめる」という点。
例えば、リビングのPS5を寝室からiPadで操作したり、外出先で続きをプレイしたりできます。
ただしデメリットもあります:
- 通信環境が悪いとラグ(遅延)が発生
- データ通信量が多いため、モバイル回線だと制限に注意
- 高フレームレートや4K画質はリモートでは制限される場合もある
一方、Switch2はリモートプレイには非対応です。
ただし、携帯モードそのものが「どこでも遊べる」設計のため、ある意味で最初からリモートプレイのような自由さを備えているとも言えます。
まとめると、
PS5:高画質ゲームを「どこでも遊べるようにする」ための技術
Switch2:最初から「どこでも遊べる」ことを前提に設計
という違いが見えてきます。
携帯性重視ならどちらが向いている?
持ち運びやすさ、外出先でのゲーム体験を重視する方にとっては「携帯性」はとても重要なポイントです。
まずSwitch2は約534g、画面サイズ7.9インチのスリムなボディ。
しかもバッテリーは最大6.5時間持続するため、電車やカフェ、ベッドの中など、好きな場所で長時間プレイが可能です。
USB-C充電対応なので、モバイルバッテリーと組み合わせて使えるのも魅力です。
さらに、従来モデルと同様にJoy-Conが着脱できる構造なので、
「本体+コントローラー2つを分けて収納」することで、バッグにすっきり収まります。
一方でPS5は据え置き型で、持ち運びには向いていません。
- スリムモデルでも重量3.2kg
- 外部モニター、コントローラー、電源が必要
「PS5もリモートプレイがあるじゃん?」と思うかもしれませんが、リモートには先述のように通信制限や画質制限があるため、快適に持ち出して使えるとは言い切れません。
つまり携帯性で比べると、結論は明白です。
- Switch2:真の意味での携帯性重視設計
- PS5:あくまで据え置き、リモートプレイは補助的機能
携帯性を重視するなら、迷わずSwitch2が最適な選択です。
Switch2とPS5の性能比較・本体容量・大きさ・二画面の違いを総括
ここまでの内容をふまえ、最後にSwitch2とPS5の違いをまとめとして整理します。
性能・映像
- Switch2はSwitchの約10倍の理論性能。PS5の1/3〜1/4程度。
- PS5はネイティブ4K/120fps、レイトレーシング、DLSSなし。
- Switch2はDLSS対応で4K出力可能(アップスケーリング)。
画質
- PS5の方が明らかに高画質。ただし、Switch2は携帯型としては優秀。
容量
- Switch2:256GB+microSD Express(最大2TB)対応。
- PS5:825GB(実使用667GB)〜2TB。M.2 SSDで拡張可。
本体サイズ・重量
- Switch2:約534g、画面7.9インチ、どこでも持ち出せる。
- PS5:3.2〜4.5kg、設置スペース必須。
二画面操作
- 両機とも物理的な2画面操作は不可。
- Switch2は分割プレイなどで擬似的に対応可能。
- PS5はリモートプレイで擬似的な2画面操作が可能。
ストレージ拡張性
- Switch2はmicroSD Express。従来のmicroSDカード非対応に注意。
- PS5はM.2 SSDスロット。要ヒートシンク対応の高速SSD。
互換性
- Switch2はSwitchソフトに対応(カセットサイズ同じ)。
- PS5はPS4互換あり(PS3以前はクラウドプレイのみ)。
ドックの使い勝手
- Switch2は4K対応ドック、冷却・設置性が向上。
- PS5にドックは存在せず、据え置き必須。
価格
- Switch2:49,980円
- PS5:79,980円(2024年改定後)
選び方のポイント
条件 | おすすめ |
---|---|
携帯して遊びたい | Switch2 |
家でがっつり遊びたい | PS5 |
価格を抑えたい | Switch2 |
最高画質で遊びたい | PS5 |
任天堂ソフト重視 | Switch2 |
大作ゲーム重視 | PS5 |
どちらが優れているかは、何を重視するかで決まります。
あなたのライフスタイルやゲームの楽しみ方に合った一台を、じっくり選んでみてください。どちらも“今”の時代に合わせて進化した、魅力的なハードであることは間違いありません。
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